スナヤツメが確認されました。スナヤツメは、環境省絶滅危惧種VU(絶滅危機が増大)に指定されています。昭和30年代までは全国の河川に普通に生息していたとされていますが、水質悪化と3面張水路、荒廃地の増大によって、ごくわずかな箇所での生息に限られてしまいました。水戸市街地では、逆川緑地に僅かに確認されていましたが、今回は、この30年で2例目です。全長13~16 cmで、幼生はアンモシーテス幼生と呼ばれ、吸盤がなく眼は皮膚の下に隠れています。アンモシーテス幼生の期間を約3年過ごし、全長14cm程度で変態し、目と吸盤を持って産卵していきます。
その瞬間に、サポーターが立ち会うことができました。ホトケドジョウとともに、英宏の重要な生物として登録です。